プリントウェアの豆知識

豆知識その8 「シルクプリント編」

シルクプリントついての豆知識を紹介します!

シルクプリント画像
シルクプリントとはシルクスクリーンプリントといい、その名の通りスクリーンという網目状になっている版を使い、その網目の穴からインクを生地に落とし、プリントする手法です。
スクリーンは準備段階では、特殊な溶剤で覆われ、全ての網目が塞がれている状態です。まずはプリント柄の形に露光によって網目の穴を露出させます。この作業を製版と呼びます。
あとはこの製版したスクリーンを生地の上に置き、インクをヘラで刷り落とし、乾燥させて完成です。

豆知識その9 「写真プリント編」

写真プリントをプリントする方法の豆知識を紹介します!

 シルクプリント
前回紹介した手法ですがが、通常デザインのプリントと異なる点は、版の網目が細かい所です。
4色(CMYK)のインクを使い、ドット(点)の掛け合わせで表現します。
4色にデータ分解し、直接生地に4色のプリントを重ね印刷するので生地の凹凸を拾うのと、紙印刷(オフセット印刷)と違ってドットが粗いため、再現性には限界がありますが、それなりに元データに近いカラーに仕上がります。
デメリットとしては、版代と分解アートワーク代がかかるため、数量が少ないと1枚あたりのコストがかなり高くなることと、同じロットでも最初と最後で多少色ブレが出ることです。
 転写プリント
特殊なシート(印画紙)にデザインを印刷し、プレス圧着する方法です。
生地に直接プリントをすると、紙印刷よりも表現性が落ちるのですが、この方法だと高い表現性が保てます。
シートに印刷する方も、シルクでプリントするのと、カラープリンターで出力印刷する方法が2つあります。
プリンターで出力し転写プリントする方を一般的にデジタル転写と言います。
 CAM転写プリント
データをPCから専用のインクジェットプリンターにて専用の転写シートに印刷、同時に柄の形にプロッター(カッター)でカットします。
シートを剥がし、プレス機で圧着プリントします。メリットは、カラー画像が1枚から比較的低コストでプリントことです。
デメリットとしては、インクジェットプリンターによって出力されるカラーに若干差が出ますので、完全にデータ通りにカラーで出力できないことです。

豆知識その10 「インクの種類編」

インクの種類についての豆知識を紹介します!

インクの画像
みなさんTシャツを着て胸のプリントを触ったとき、ベタつきを感じたり、逆にプリントを感じさせないぐらいの風合いの良さを感じたことはありませんか?
実はこれインクの種類によるところが大きいのです。

Tシャツプリントのインクには油性、水性という種類があり、表現したい柄や風合いによって使い分けられています。
油性インクはプリント後にベーキング(熱乾燥)をすることで固まるインクです。
このインクはアメリカ製のラバータイプ(アメリカンラバー(油性ラバー)と呼ばれているもの)で、インクの厚みがありゴムのような仕上がりになります。
また、インクの性質上細かい柄や写真のような柄を表現するのに適しています。

水性インクは自然に固まるインクで繊維に染み込みやすいので、風合いを重視する場合に使われます。
しかし、デメリットとしては、インクの性質上細かい柄を表現しにくいということと、プリントしているそばからインクが固まって行くので、多数プリントする場合作業効率が低くなる点です。
一般的に水性顔料インクと呼ばれているものです。

水性インクにもラバータイプのものがあり、水性ラバーインクと言います。
こちらも自然乾燥型ということで油性と仕上げの方法が違いますが、風合いは近くなります。
特徴としては、油性ラバーインクに比べて、隠ぺい性が高いことです。
濃色生地に白色のインクを載せる場合、生地の色に負けることなく、綺麗に仕上がるということです。

油性インク、水性インクともそれぞれの製造メーカーが短所をカバーしようと研究が進められ、油性ラバータイプでも風合いが良い、水性でも固まりにくいというように、新種のインクが開発されております。
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