結局スクラブはどのブランドがいいの?ブランド別スクラブ特集
2021.02.26
スクラブブランドによって異なるコンセプトや着用感
今や医療現場での定番ユニフォームとなった「スクラブ」。
医療系海外ドラマなどをご覧の方などにとっては、すでに馴染み深いものになっているかと思いますが、ご存知のとおり「ラフに洗っても生地が傷みにくい」という実用性を兼ね備えた医療ユニフォームであることは、今も昔も変わりはありません。
手術着としてのイメージが強かったスクラブですが、近年では医師の制服的な役割も担っており、患者さんの緊張を和らげる効果を重視して白衣を着用しなかったり、診療科別にスクラブで色分けを行い、患者さんも容易に識別ができるようにと、明確な目的を持った運用も増えつつあります
そんなスクラブではありますが、それを生産しているメーカーも年々増えつつあり、近年では
- メディカルウェアメーカー
- スポーツウェアメーカー
- ワークウェアメーカー
- アパレルメーカー
- インナー 下着メーカー など
多彩なメーカーが独自のブランドとしてプロダクトしています。
それぞれのメーカーによって特徴があり、実際に購入する側からすると選択肢が豊富にあることは好ましいことではありますが、
結局どのメーカーのスクラブがいいの?
という迷いも生じてしまうのも事実。
過去記事「スクラブメーカー別にみるフォルム・着心地徹底分析」でも一部ご紹介いたしましたが、現在では20ほどの主だったブランドが展開されており、
- 機能性に優れたもの
- デザイン性に優れたもの
- コスパに優れたもの
- 耐久性に優れたもの
など、様々な用途に応じた製品選びができる環境が整っています。
そこで今回は、主だったメーカーやブランドを簡単にご紹介しながら「結局どのメーカーを選べば良いの?」という疑問にお答えしていきつつ、
自身の用途やニーズにマッチしたスクラブメーカーの選び方
についてご紹介していきます。
単に安さだけを追求して「安物買いの銭失い」とならないよう、しっかりと自身の着用環境や使い勝手、そしてデザイン性も考慮しながら、ベストなメーカー選びができる選び方マニュアルをご紹介していきます。
≪関連ページ≫
スポーツブランド系スクラブの機能・特徴と着こなし方【ミズノ編】
代表的なスクラブメーカーと主な製品特性
この章では、まず代表的なスクラブメーカーを上記でカテゴライズしたジャンル別にご紹介していきます。
メディカルウェアメーカー
- フォーク(FOLK)
- ナガイレーベン(NAGAI LEBEN)
- クラシコ(Classico)
- チェロキー(Cherokee)
- スクラブス(S.C.R.U.B.S.)
- ホワイセル(WHISeL)
- 住商モンブラン(MONTBLANC)
- カゼン(KAZEN)
スポーツウェアメーカー
- ユナイト×ミズノ(MIZUNO)
- アシックス(ASICS)
- アディダス(Adidas)
- ルコック(le coq sportif)
ワークウェアメーカー
- ディッキーズ(Dickies)
アパレル系メーカー
- ミッシェルクラン(MICHEL KLEIN)
- ジュンココシノ(JUNKO KOSHINO)
- ローラアシュレイ(LAURA ASHLEY)
- オンワード(ONWARD)
インナー 下着メーカー
- ワコール(WACOAL)
- トリンプ(Triumph)
アルファユニで取り扱うスクラブブランド一覧はこちら
上記セグメントは、あくまでメーカーの分類となりますので、製品の良し悪しを推し量る参考材料になるわけではありませんが、例えば古くからメディカルウェアを開発しているメーカーであれば、
医療現場でのニーズやノウハウが蓄積されている
と考えることができますし、スポーツウェアメーカーであれば、ウェア自体のストレッチ性や吸汗速乾などの
機能性が期待できると判断することができます
また、アパレルメーカー系であればオシャレなデザインのプロダクトが多い傾向にありますし、インナーメーカーであれば、肌触りや着心地などにこだわった製品が多いと紐解くことができるでしょう
一方、冒頭でもお伝えしたように国産メーカーであれば、日本国内での医療現場のニーズや使用環境、気候、日本人のサイズ感、現場でどのような動きが多いか?といったディテールまでこだわり、
その必要な機能が製品に反映されている
モデルも多数ありますので、本場米国製よりかは日本人に馴染む製品が多い傾向にあります。とは言え、あとは個々人のニーズによって選ぶ製品は様々ですので、耐久性重視で米国製を選ぶという方法もアリですし、可愛らしいオシャレな製品を!という選択肢もアリなのです。
スクラブメーカー選びにおいては、
自分自身がどのような機能を最優先に必要とするか?
を決めておくことが重要になってくるのです。
≪関連ページ≫
スクラブメーカー別にみるフォルム・着心地徹底分析
ポイントは「何を重視するか?」の優先度を決めておく
スクラブに限らず、車選びでも住まい探しでも、要望を全て盛り込むのではなく、妥協したくないポイントと、妥協してもよいポイントのプライオリティを決めておくことは重要です。
スクラブ選びにおいては、
機能性・耐久性
デザイン・ファッション性
コストパフォーマンス
この3点が主な判断基準になるかと思われます。
一方、スクラブにオリジナルの刺繍を加工したり、プリント加工を施したりすることが前提であれば、上記の判断基準に捉われることなく、チームみんなで同じスクラブで揃えたり、コスパの良い加工のベースに適した製品を選んだりすることになります。
例えば、オリジナル加工のボディベースとして人気の高いスクラブをご紹介します。
もちろん、オリジナルデザイン加工を施したスクラブといっても、日常の業務で着用するためのユニフォームですので、しっかりと機能性などを考慮したうえでメーカーやブランドを選ぶ必要がありますが、スクラブ自体のデザインやファッション性にこだわらないオリジナル加工は、
今後スクラブにおけるコーディネートの主流になる可能性
を秘めておりますので、今後のスクラブ選びにおいては
加工のしやすさや加工費込みのトータルコスト
という判断基準も追加した方が賢いスクラブ選びができるかもしれません。
アルファユニでは、オリジナルのデザイン加工を施したスクラブ制作においては、多彩な実績やノウハウがございますので、
- こんなスクラブ作れないの?
- こんなデザインを実現したい!
- 他にはないスクラブで差別化を図りたい!
このようなご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。