アルファユニ刺繍工場の率直な感想と評価
2023.07.31
皆さん、こんにちは。
私はアルファユニの基幹システムである工程管理システム構築の業務委託を頂いております升岡繁友と申します。
カジュアルアパレル会社役員を永年勤務しその間、物づくり、加工振り回し、商品入出庫、在庫管理、等など数多くの現場管理を経験致しました。
現在はその経験をもとに「現場業務聞取りから問題点を抽出しそれを解決する業務フローを書き出してシステムにのせるを」をモットーにフリーランスで活動しております。
今回アルファユニの、受注処理業務、刺繍加工業務、EC販売サイト管理業務、等など各現場の皆様から業務課題について色々なご意見を頂きました。
このたびは、アルファユニ運営の刺繍工場についての感想をご紹介したいと思います。
なぜ高品質なデザイン刺繍を提供できるのか・・・
(1)経験と専門知識
刺繍加工では長年の経験と専門知識を持っており、特にデザイン刺繍では糸運びの緻密さを大事にしています。
お客様が作られたオリジナルデザインを美しい刺繍に再現するため、糸の密度、ステッチの方向や順番など細かな点に配慮して社内の熟練スタッフが刺繍データを作っています。
(2)最新の刺繍機や上質糸と刺繍ソフトを導入
刺繍機の性能や糸の品質は、刺繍の仕上がりに直結すると思います。
タジマ・ブラザーなど最新の刺繍機とパールヨット等のレーヨン糸を使用しています。
また海外製の刺繍データ作成ソフトを導入し仕上がり品質をサポートしています。
(3)不断の品質向上意識
加工工程合理化や人的ミス防止目的で工程管理システムを独自開発し品質管理の徹底が実現されています。刺繍された糸はしっかりと生地に縫われており、長期間の使用や洗濯にも耐えることができます。 一度着用すると長く愛用することができます。
意外にも、アルファユニには刺繍業界出身の技術者は一人もいない!
創業社長は日本1・2位のTシャツメーカーを14年前に退社起業したのちパート1名を採用。
刺繍機1台と国産刺繍ソフトを購入し見様見真似で自社刺繍工場を稼働させました。
刺繍加工の技術的知見がなかったことが、逆に刺繍業界の既成概念にとらわれない自由な発想を生み出し、結果として、アパレルメーカー等からの加工注文に特化した従前の刺繍工場にはない独自ノウハウが醸成されたと思われます!
そして今「スクラブ等のメーカー品」と「自社オリジナル刺繍」を一体化させた新たな商品としての付加価値を生み出しました。
仕事は「メーカー商品をより引き立たせ、なお且つお客様作成デザインをより綺麗に再現する、刺繍とはなにか!」と言うお客様視点からの逆算発想で行っていると思います。
今後のイノベーションに期待
社内では刺繍の新製品アイディアや新技術の情報交換がカジュアルに随時行われていて「それ面白そう!」となったら即試作しECサイトに載せてみる・・的なスピード感満載のチャレンジスピリッツが当たり前になっています!
従業員の大半を占めるパートさんからの気づき提案が多いのもパワーを感じます!
近い将来アルファユニから、刺繍とレザー、刺繍と金属、刺繍とガラスなど、異素材ミックス刺繍なんかがうまれるのでは?・・これはちょっと飛び過ぎましたね!
アルファユニはそれくらい「イノベーション期待感」のある会社だと思われます。
この記事を書いたスタッフ
升岡 / 頼れる相談役
カジュアルアパレル会社役員を永年勤務し、数多くの現場管理を経験。現在はその経験をもとに「現場業務聞取りから問題点を抽出しそれを解決する業務フローを書き出してシステムにのせるを」をモットーにフリーランスで活動中。