訪問看護師からケアマネまで流行りのスクラブコーデ特集
2021.01.20
介護従事の基本は動きやすさ!機能性を活かしたスクラブコーデ
今や医療従事者のみならず、訪問看護や介護士など介護従事に携わる方まで幅広く着用されているスクラブ。多少ラフに扱っても、汚れてしまっても、生地の痛みなどを気にせず豪快に洗濯できるという点でも、これまでの白衣などとは違ったメリットがあります。
特に日々の動きの激しい看護師、介護士の方などは、
ユニフォームの汚れを気にしている暇もない
のが実情。
そして何より動きやすさや通気性などの機能面という観点でも、スクラブはこれまでの白衣やナース服などより優れており、豊富なカラーバリエーションも相まって、今では
異なるカラーのスクラブを何着か持っている
というのが定番になりつつあります。
一方、それら様々なカラーのスクラブに合わせるパンツは?というと、実はスクラブほど選択肢が多いわけではなく、配色においてもスクラブと同色のパンツにするのか、はたまた定番の白にするのか・・・、意外とその選択肢は限られてしまうのが実情です。
また、合わせるパンツも配色だけでなく
その形状も非常に重要な要素!
特に動きの激しい職種においては、例えばしゃがみにくかったり、しゃがむ度に背中がでてしまうようでは、見た目がスタイリッシュでも使いにく、かえってストレスを感じてしまうことになります。スクラブしかり、パンツ選びにおいては、単に見た目のカッコよさ、かわいらしさだけではなく、
ストレッチ性や動きやすさを重視
するのが賢い選び方!
それら機能性をしっかりと盛り込んだうえで、上下の組み合わせや着こなしを考えていくのが、失敗しないスクラブ選びのポイントと言っても過言ではありません。
今回は、そんな動きの激しい医療・介護従事者におけるスクラブ上下の着こなしとコーディネートについてご紹介していきます。
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スリムでスタイリッシュ!動きやすさ重視のストレッチスクラブ・パンツの選び方
上下濃淡でメリハリをつけたまったく新しいケアスタイル
ひとえに医療現場・介護現場といっても、病院や介護施設によってその日常の業務はさまざまで、日常の業務に合わせたユニフォーム選びが肝要であることは言うまでもありません。また、
- 職場全体の雰囲気に合わせる
- 患者や入居者ウケも考慮する
ということも必要なので、一人だけ目立ってしまうような着こなしも避けたいところではあります。最近では、スクラブの着用が一般化してきた背景もあり、特に職場で指定がない限りは、個々人で自由に着こなしができる現場も増えてきておりますが、
あまり派手な着こなしはちょっと・・・
という方も少なくありませんので、ここでは控えめながらもオシャレさを演出できるスクラブとパンツのコーディネートについてご紹介していきます。やはり。近年のトレンドは、
上下でメリハリを付けてスタイリッシュさをアピール
という着こなしが定着しつつありますので、定番のスクラブ上下の組合せから、ちょっと差別化を図った”こなれ感”のある着こなしまで、最近の流行を捉えたオシャレなスクラブコーディネートをご紹介していきます。
ダークなスクラブジャケット+白系パンツの定番コーデ
濃色のスクラブジャケットに清潔感高まる白パンツの定番メリハリコーデ。
ダークな色味のスクラブ上下は、圧迫感や威圧感を与えてしまう傾向にありますが、白のスクラブパンツを組み合わせるだけで、雰囲気はガラりと変わり、圧迫感などを和らげてくれます。特に女性は、細身のスタイリッシュなストレッチパンツを組み合わせることで、機能性を損なうことなく、スラリと綺麗なボディラインを魅せることができます。
グラデーションを意識した同系色上下の組合せコーデ
定番の上下同色コーディネートに物足りなさを感じたら、色味は違えど同系色の上下で揃えて、まとまり感のある組合せもオススメ。グラデーション的な色の変化を意識することで、違和感のない色彩コーディネートを楽しむことができます。
その他にも、スクラブのデザインとして用いられているアクセントカラーとパンツの色味を合わせるコーディネートもオススメ。特に襟まわりのラインやパイピングデザインなどに用いられているカラーとパンツのカラーを合わせると、抜群のまとまりコーディネートに仕上がります。
コーデの幅が広がる黒・白スリムパンツはマストアイテム
上記でもご紹介しましたように、最近のスクラブコーディネートにおいては、これまでの定番スタイルでもあった上下同色のまとまり感のある着こなしに合わせ、上下で異なる配色を取り入れた濃淡コーディネートというのも定着しつつあります。
なお、上下で異なるカラーを取り入れる場合は、基本的に補色や反対色を用いるとメリハリを効かせたオシャレな組合せとなります。ただし、例えばネイビーのスクラブに合わせるパンツの色は、
補色に当てはめるとイエロー
になってしまい、さすがにスクラブのコーディネートとしては適さないので、そうした場合には、ホワイトなどの淡色のパンツを合わせ、
オリジナル刺繍などでアクセントカラーとしてイエローを取り入れる
というのが上級コーディネートテクニック。
そういう観点でも、ネイビーやソルフェリノといった濃いカラーのスクラブにも、ライトブルーやパステル系の薄いカラーのスクラブにも合わせやすい白や黒のパンツを持っておくと、
どのようなスクラブにも合わせやすく着まわしも効く
ので1~2本は持っておくと良いでしょう。
また、介護現場などで多く用いられるベージュ系のパンツは、ポロシャツやジャケットなどに合わせやすい定番アイテムではありますが、やはり最近では、オシャレなデザインのスクラブや看護師のようなスポーティーなスタイルのコーディネートが多く採用されてきております。
あまり、目がチカチカしてしまうような派手な色味は敬遠されがちですが、明るい色のスクラブを着ることで、介護現場はもちろん、
スタッフのモチベーションも前向きになれる
ことから、明るめの配色のスクラブとスタイリッシュなパンツの組合せをベースに、インナーとのコーディネートを楽しんだり、スクラブへのオリジナル加工を施したりして、自分ならではの着こなしを確立させのも良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
今やスクラブは、医療現場だけに留まらず介護の現場にも多く採用されているメディカルウェアですので、多彩な着こなしで自分だけの着こなしやコーディネートを積極的に楽しんでみてはいかがでしょうか?