看護学生の実習の服装|行き帰りは私服?インナー・髪色のマナーとは

看護学生の実習の服装|行き帰りは私服?インナー・髪色のマナーとは

看護学生にとって、病院実習は専門的な知識や技術を学ぶ貴重な機会です。
実習における服装とは、単なる作業着ではなく、医療現場の一員としての自覚や患者への配慮を示す重要な要素となります。
実習生としての立場をわきまえ、適切な服装を理解することで、安心して実習に臨むことができます。

看護実習の服装で最も大切なのは「清潔感」と「安全性」

看護実習の服装で最も重視されるのは「清潔感」と「安全性」です。
患者は免疫力が低下している場合も多く、衛生的な環境を保つことが不可欠です。

また、医療現場では予期せぬ動きが求められるため、自分自身と患者の双方にとって安全な服装であることが求められます。
未来の看護師として、医療従事者にふさわしい身だしなみを常に意識することが必要です。

【行き帰り編】看護実習先への通勤時の服装マナー

実習先への行き帰りの服装も、実習の一部と捉えるべきです。
病院の敷地内では患者やその家族、職員など多くの人から見られています。
実習生であるという自覚を持ち、通学時とは異なるTPOをわきまえた服装を心がけましょう。

学校の規則や実習先のオリエンテーションで示される指示を必ず確認することが基本です。

基本はスーツまたはオフィスカジュアル

実習先への服装は、学校から特に指定がない限り、スーツまたはオフィスカジュアルが基本です。
特に実習初日や最終日、カンファレンスへの参加が予定されている日は、きちんとした印象を与えるリクルートスーツが無難です。
実習期間中の服装については、事前に学校や実習先の担当者に確認しておくと安心です。

私服(オフィスカジュアル)で良い場合の服装選びのポイント

オフィスカジュアルが許可されている場合、トップスは襟付きのシャツやブラウス、無地のカットソーなどが適しています。
ボトムスはチノパンやスラックス、膝丈のスカートなどを選びましょう。
夏でも過度な露出は避け、カーディガンなどで調整します。

冬は落ち着いた色のコートを着用し、院内に入る前に脱ぐのがマナーです。

実習の行き帰りで避けるべき服装の具体例

実習の行き帰りでは、カジュアルすぎる服装は避けなければなりません。
Tシャツ、ジーンズ、パーカー、スウェットなどはラフな印象を与えるため不適切です。
また、サンダルやヒールの高い靴は安全性の観点から避けるべきです。

露出の多い服や派手な色・柄の服も控えましょう。
ロッカーでの着替えがスムーズにできるよう、着脱しやすい服装を選ぶこともポイントです。

【ユニフォーム編】看護実習中の身だしなみ5つの基本ルール

ユニフォーム着用時は、実習生であっても一人のナースとして見られます。
清潔感と安全性を基本とし、患者に不快感や不安感を与えないための細かい配慮が求められます。
ここでは、ユニフォームを着る際の基本的な5つのルールについて解説します。

シワや汚れのない清潔なユニフォームを着用する

ユニフォームは常に清潔な状態を保つことが基本です。
毎日の洗濯はもちろん、シワが目立つ場合はアイロンをかけましょう。
ポケットに物を詰め込みすぎると不格好に見えるだけでなく、衛生的でもありません。

また、自分の体に合ったサイズのユニフォームを着用することは、動きやすさと安全性の確保につながります。

インナーの選び方:透けない色や首元から見えないデザインを選ぶ

ユニフォームの下に着用するインナーは、ユニフォームの生地や色、透け具合に合わせて目立ちにくい色を選ぶことが推奨されます。ユニフォームの主な色と同系色や、肌の色に近いベージュ、ライトグレーなどが選択肢となります。
ただし、インナーの色だけではなく、ユニフォームの素材や厚みも透けにくさに影響します。首元、胸元、袖口からインナーがはみ出さないよう、襟ぐりが深すぎないシンプルなデザインを選ぶことも大切です。

足元の基本:安全なナースシューズと白色の靴下を用意する

実習では、脱げにくく滑りにくいスニーカータイプのナースシューズが推奨されます。かかとのないサンダルタイプは転倒のリスクがあるため避けましょう。靴の色については、施設や実習内容によって規定が異なる場合がありますので、事前に確認することが重要です。

靴下やストッキングについても、施設や実習内容によって適切な色が異なる場合がありますので、事前に確認することが重要です。

髪型・髪色のルール:長い髪はまとめ、明るすぎるカラーは避ける

髪が長い学生は、お辞儀をした際に髪が顔にかからないよう、シニヨンなどでコンパクトにまとめます。
前髪は目にかからない長さに切るか、ピンで留めて視界を確保しましょう。
髪色は、多くの実習先でカラースケールの7〜8番程度までの地毛に近い色が求められます。

清潔感を第一に、派手な髪型や髪色は避ける必要があります。

爪・アクセサリーの規定:短く切りそろえ、結婚指輪以外は外す

爪は、患者の皮膚を傷つけたり、感染源となったりするリスクを避けるため、常に短く切りそろえる必要があります。
指先から爪が見えない程度が目安です。
マニキュアやネイルアートは厳禁です。

アクセサリー類は、患者に接触して怪我をさせる危険や衛生面の問題から、結婚指輪を除きすべて外すのが医療現場の原則です。

【場面別】病棟実習以外の服装はどうする?

看護実習は、病棟だけでなく、患者の自宅へ訪問する在宅看護や学内での演習など、さまざまな場面で行われます。
それぞれの状況に応じた服装が求められるため、事前に指示をよく確認し、TPOに合わせた準備をすることが大切です。

地域・在宅看護実習で指定される動きやすい服装とは?

訪問看護などの地域・在宅実習では、動きやすい服装としてポロシャツやチノパンが指定されることが多くあります。
これは、患者の自宅という環境でケアを行うためです。
ただし、カジュアルすぎる服装は避け、襟付きのポロシャツや無地のチノパンなど、清潔感と節度のある服装を選びましょう。

訪問先に失礼のないよう、シンプルなデザインを心がけます。

学内演習時の服装で気をつけるべきポイント

学内での演習も、実習の一環と捉え、緊張感を持って臨む必要があります。
ユニフォーム着用が義務付けられている場合と、私服で良い場合がありますが、学校の指示に従いましょう。
私服の場合は、ベッドメーキングや体位変換などの演習で動きやすいよう、パンツスタイルが基本です。

アクセサリーを外す、髪をまとめるなど、臨床現場と同様の身だしなみが求められます。

看護 実習 服装に関するよくある質問

看護実習の服装とは、専門職を目指す者としての自覚と責任を示すための重要な要素です。
ここでは、学生から特によく寄せられる服装に関する質問について回答します。

実習初日の服装は特に気をつけるべきですか?

はい、実習初日は第一印象を決める重要な日なので特に気をつけるべきです。
指導者やスタッフへの挨拶もあり、身だしなみで評価が左右されることもあります。
学校から服装の指定がないか必ず確認し、もし迷うようであれば最もフォーマルで間違いのないスーツを選ぶのが無難です。

体温調節のためのカーディガンに色の指定はありますか?

はい、指定がある場合がほとんどです。
ユニフォームの上に羽織るカーディガンは、学校や実習先の病院で色が定められていることが多いです。
一般的に、黒・紺・白・グレーといった華美でない色が指定されます。

購入前に必ず規則を確認し、許可されている場合も装飾のないシンプルなデザインを選びましょう。

ストッキングやタイツの色に決まりはありますか?

はい、あります。
スカートタイプのユニフォームを着用する場合は、自分の肌の色に近い自然なベージュのストッキングを履くのが基本です。
黒いタイツや柄物は避けましょう。

パンツスタイルの場合でも、素足はマナー違反とされるため、同様のストッキングや短いソックスを着用する必要があります。

\実習を乗り越えた先の楽しみに!/
未来の自分をイメージしてモチベーションアップ

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まとめ

看護実習における服装は、清潔感と安全性が基本であり、実習生としての自覚を示すものです。
行き帰りの服装からユニフォーム着用時の身だしなみまで、常に患者や医療スタッフから見られているという意識を持つことが求められます。
未来のナースとして、そして一人の医療人として、看護師にふさわしい服装を心がけ、実習に臨みましょう。

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