獣医師や動物病院スタッフのウェアにはスクラブがおすすめ! 選び方のポイントは?
2023.06.22
日々、動物を診療する獣医師や動物病院スタッフのウェアには、耐久性があり、動きやすく、様々な機能性があるスクラブがおすすめです。
この記事では、獣医師や動物病院スタッフのウェアにおすすめなスクラブと、スクラブの選び方のポイントを解説します。
スクラブを選ぶときのポイント
耐久性
獣医師は動物を扱うため、爪や歯による引っかきや、激しい動きによる着衣への負担が大きくなります。そのため、素材(生地)そのものの耐久性は重要です。
スクラブの素材は、洗濯耐久性や速乾性の高いポリエステル100%が中心となっておりますが、綿素材の方が引っかきに強いため、綿混生地のスクラブをおすすめします。また、薄手の生地よりも、若干厚めでしっかりした生地を選びましょう。
また、動物医療は一般医療より汚れやすい環境のため、繰り返しの洗濯や日常的な使用に耐えうる品質のスクラブを選ぶことが重要です。
綿100%素材のスクラブ
綿とポリエステル混紡のスクラブ
快適性
長時間着用することになるため、スクラブの快適性は非常に重要です。 そのため、伸縮性があり、通気性がある生地が良いでしょう。
また、獣医師や動物病院スタッフは、立ったり座ったりが多い業務環境ですので、伸縮性がある素材の方が動きやすく、疲労も軽減することができます。
衛生性
動物病院では、衛生面も非常に大事な要素となります。
制菌加工や抗菌加工、抗ウィルス加工など、菌やウィルスの増殖を抑える加工が施されたスクラブを選ぶことをおすすめします。
動物病院では動物の毛が付着することは避けられないと思いますが、動物の毛が付着したままの状態では衛生上良くありません。そのため、静電気が起きづらい素材のスクラブ、または制電防止加工が施されたスクラブを選ぶのがおすすめです。ポリエステルなど静電気が発生しやすい素材でも、制電防止加工が施されていると、動物の毛を払ったときに落ちやすいです。
さらには、生地の織り方(表面)によっても毛が落ちやすいものとそうでないものに分かれます。表面がざらったとした生地より、表面がつるっとした生地の方が毛が落ちやすくなっています。
機能性
獣医師や動物病院スタッフはさまざまな作業を行いますので、スクラブには機能性が求められます。 ポケットの数や配置、ファスナーやボタンの装着など、自分の作業に合わせて機能的なデザインを選ぶことが重要です。
一般医療では、「ポケットの数が多い=機能性が高い」とされていますが、診療の相手が動物であることから、ポケットが必要以上に付いていると動物の想定外の動きで、手足がひっかかるなど診療に支障が出て逆にデメリットとなることがあります。
3ポケットスクラブが一般的で、それ以上のポケットのものもありますが、ポケットの数が少ない1ポケットや2ポケットタイプのものが良い場合があります。
ご自身の行う作業に合わせてポケットの位置、サイズ、数などからスクラブを選ぶのもおすすめです。
4,466円(税込)
ニオイを抑え、清潔な状態をキープ。現場の声から誕生したオリジナル・スクラブ。一般的なスクラブよりもポケットが後ろ目についているので、動物の手足が引っかかりにくく安心。
4,774円(税込)
ウイルスや細菌の増殖を抑制。動物の手足が引っかかりにくく毛が入りにくいポケットと、ファスナーのないデザインで動物たちも安心! 制電糸入りでホコリや毛の付着も防ぎます。
サイズ選び
サイズ感はメーカーによって異なるため、S・M・Lなどのサイズで選んでしまうと小さかったり、大きかったりする場合があります。各商品のサイズ表を必ずチェックしてください。
また、体型や個人の好みに合わせてサイズを選びましょう。 体に適切にフィットし、快適に着用できるサイズですと、作業のしやすさに繋がります。
プリントや刺繍を入れて動物病院のオリジナルスクラブを製作したい!
オリジナル加工サービスを行っているお店やネットショップがありますので、希望するデザインを持ち込み、スクラブを購入する際にプリントや刺繍を依頼する方法があります。
その場合、事前に確認すべきは、デザインまで相談できるか、または無料でデザインサービスをしているか、デザイン作成が得意ではない方が多いと思いますので、イメージ通りのデザインを仕上げていただけるか事前に確認したほうが良いでしょう。
また、加工についても、自社工場で行っているか、様々な加工方法に対応できるノウハウを持っているか、製作実績が多数あり仕上がりのレベルが安心できるか、などをある程度見極めた上で製作依頼をしましょう。安さだけで加工業者を選ぶとトラブルになることがあります。
洗濯後に剥がれた、刺繍糸が解けた、イメージと違う出来上がりになった、などせっかくのオリジナルスクラブが満足いかない仕上がりになることがあります。
特に、刺繍加工はプリントと違い、細かい表現の再現性に限界がありますので、デザインによっては潰れてしまうことがあります。ノウハウのある業者は、デザインを見て事前にできるできないの判断を行い、デザインアドバイスをしてくれますが、そうでない業者の場合は言われたまま加工をしてしまい、デザインが潰れて満足な仕上がりにならないことがありますので、ご注意下さい。
また、デザインソースとして、動物のイラストサンプルや過去に動物の加工をした実績画像が多数あったり、既成の動物シルエットの刺繍やプリントを簡単に注文できるサービスがあるとデザインを組み立てる上でイメージが作りやすくなります。
アルファユニのワンポイント刺繍なら簡単カスタムでオリジナルスクラブが作成できます!
アルファユニのワンポイント刺繍はデザイン総数90種類以上の中から選ぶことができます。
名入れ・ネーム刺繍や、病院名などの有り文字刺繍と合わせることで、簡単にオリジナルスクラブが作成できます!
動物のワンポイント刺繡もたくさんありますので、詳しくはワンポイント刺繍ページをご覧ください。